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今回は周年記念品の渡し方にスポットを当てて、ポイントをお伝えします。

周年記念品製作の山場であり大切なポイントなので、ぜひご参考いただければ幸いです。

共通点を先にお伝えすると、渡す相手や自社の状況によって適した時、適した場所、適したやり方、そして何を提供できるかを考えておくことです。

ポイントをまとめると下記の通りです。

ポイント1:贈呈のタイミング

ポイント2:贈呈の場所

ポイント3:渡し方

ポイント4:付加価値の提供

では順番に見ていきましょう。

ポイント1:贈呈のタイミング

周年記念品を贈呈するタイミングは、式典を行う場合は式典で贈呈が一般的です。

ただ、社会状況の変化により式典を行わずに渡す機会も増えました。

その場合は、誰に渡すのかで変わってきます。

例えば、取引先であれば周年記念を迎える月の前後にアポイントを取り、贈呈するケースが多いです。

社員の場合は渡せるタイミングで贈呈というケースもあります。

ポイント2:贈呈の場所

周年記念品を贈呈する場所は重要です。

取引先への贈呈の場合は、式典等を行わない際は、取引先に訪問して渡すことが多いです。

自社の社員への贈呈の場合は、自社の規模などによって異なります。

ビジネス拠点が1つの地域に集中している場合には、本社内や本社の近くのイベント会場などを借りることが考えられます。

ビジネス拠点が多数の場合は、本社や社員数の多い支社の近くの会場を使用することや複数の拠点ごとに会場を分けるなど、複数のアイデアが出ます。

または、社員旅行と合わせて旅行先で贈呈というケースも考えられます。

ポイント3:渡し方

周年記念品を贈呈の際の渡し方も、その相手に合わせた工夫が必要です。

取引先への贈呈においても、手渡しする場合と郵送するケースがあります。

実際に取引先の顧客とお会いして手渡しすることで、コミュニケーションの場にもなり、なるべくなら手渡しを選択される企業が多いです。

また、社員への贈呈においても手渡しをすることも多かったですが、近年は社会状況の変化で社員の自宅への郵送などのオプションも増えてきました。

ポイント4:付加価値の提供

周年記念品を贈呈する際には、付加価値を提供することで、記憶に残りやすくなります。

例えば取引先への贈呈については、メッセージカードや熨斗を付け加えるするケースもあります。

お祝いの言葉や感謝の気持ちをメッセージカードを通して伝えることで、想いも伝わり温かみが増します。

熨斗についても渡す時の印象を良くするためには有効です。

また社員への贈呈では、周年記念品と一緒に懇親会を開催する、または飲み物や軽食を提供するなどが挙げられます。

周年記念品と一緒に集合写真の撮影をすることで記憶にも記録にも残ります。

以上の様に周年記念品の贈呈は、渡す相手や状況によって様々なケースを考慮し最適なものを選ぶ必要があります。

渡す際のタイミングや場所、付加価値の提供、メッセージカードなどにもこだわり、贈呈の体験を最高のものにすることを目指しましょう。

相手との良好な関係を築くためにも、周年記念品の贈呈は大切な機会です。最後で最大の山場の演出の参考になれば幸いです。

著者:宮内